12/12/2007

移動

自分にテクニックがないからですが、
どうにも思ったとおりに文字がアップされないので、下記アドレスに戻ります。
たったの数回の日記でしたが、ブックマークしてくれてた方、どうもありがとう。

http://d.hatena.ne.jp/gackn/

10/30/2007

never stop

■10月

■先週
今年の目標の一つだった71.5Kmの山岳レースを完走した。22時間歩き続けて肉体的にも精神的にも限界まで疲弊したと思いきや、なんてことはない。目標をクリアしたこともあってか、足の捻挫以外は心も体も頭も比較的リフレッシュできていて、木曜には自宅近くのドブ川沿いランニングを再開した。あと、思いつきで右上の親知らずを抜いた。

■今週
屋久島に行ってきた。前の週のレースに勝っても負けても、屋久島へは行こうと決めていて、宮之浦岳へ登り、テントで一泊して縄文杉の縄文水で芋焼酎を飲むコースを取った。木道を歩き、スピリチュアルな森を越え、テントに泊まり、ランタンとヘッドランプと、少し欠けた月明かりで食事を作り、現実から離れた世界に頭がぽやんとしていた。魂だとかオーラだとかよくわからないけれど、屋久島は確かに何かが存在していて、自分はその『何か』に受け入れてもらえなかったのか、頭がぽやんとしていただけなのか、一日目に足を捻挫して、二日目に右の小指が脱臼して、三日目には同行したメンバーの一人が泥酔して宿から脱走した。一言でいうとあまりツキには恵まれなかった旅だった。ただ、仲間も朝には帰ってきたし、足もそれほど悪くならなかったし、脱臼した指のレントゲン写真を島の病院でもらって記念写真だと笑える余裕もあった。良かったのか悪かったのかは別にして、屋久島で雨に打たれなかった。いつもと少し違う島旅が、いつもと少し違う旅の終わりの寂しさを生んだ。いい経験だったと思う。次は嫁でも誘ってシーカヤックだとか、サーフィンだとか、原付でツーリングだとか、のんびりした島旅がしたい。



■来月
休みはないけれど、仕事だけで終わらないようにしたい。一日を大切に。飲みすぎ注意。

*Build An Ark / DAWN

9/24/2007

Birthday

■9/23
誕生日。朝、自転車で渋谷、昼、会社で仕事、夕、自転車で帰宅。夜、恵比寿のCalmTerraceで食事。いつもよりちょっといいワイン。晩、VinSantoでもう1杯。ワインとスコッチとコーヒーと。終電で帰宅。口の中でアルコールが蒸発する感覚。自宅でTomWaitsとNinaSimone。ありもしない孤独感に酔いつつ、カフェインと煙草で一服。特別な日のようでいつもと変わらない、昔から変わらない。気がつけば日付も変わっているしで。

*Tom Waits / You Can Never Hold Back Spring

9/02/2007

Vacation

■8/27-30
 夏季休暇を取ってタイへ。移動日を除けば2日間だけのショートトリップだけれど、最近出張ばかりが続いてプライベートで遠出することがなかったので、心身ともにリフレッシュできた。夏の締め括りとしては満点。最初の1日は王宮や寺をのんびり歩いて回って、トムヤンクンやカレーやフォー、知っている限り食べれる限りのタイ飯を食い漁った。それとシンハーやチャーン、名前は忘れたけれどタイビールを何杯か。一度タクシーの運転手と揉めたこともあって歩いて移動できるところはひたすら歩いたこともあって、埃や塵を吸いすぎた。食事も飲み物も安くてうまいんだけれど、何を食べても飲んでも埃っぽい香りがした。体中がタイにまみれて、吐く息や小便まで埃っぽかった気がする。
 2日目は1日目に吸い込んだ埃や毒を吐き出しにMetoropolitan Bangkokでのんびり過ごした。宿泊していないのに一日のほとんどをこのホテルで過ごした。自分はほとんど買い物をしないし今回はエアーもホテルも国内旅行よりも抑えたこともあって出費はさほど多くはなかったのだけれど、この日の過ごし方は文句なしに贅沢なものだった。
 最後の夜は、韓国かどこかで出版されたアジアツーリスト向けの雑誌にバンコクで一番“HIP”なクラブ(ラウンジ)があると載っていたので、メンバーしか入れないところを直接交渉したら平日だからいいよと入れてもらった。内装も音楽も確かに大人っぽくて洒落ている、食事もお酒もうまい、旅行の締めとしては最高だと思ったのだけれど、19時からラストオーダーまでとにかく人の出入りが少なく少し寂しい思いをした。昔、「タイは熱いうちに行け」っていうコピーがあったと思うけれど、熱さを感じるならこんな洒落た場所ではなくて有名なオカマバーで狂喜乱舞の夜を過ごしてもよかったかなとも思いつつ、それはそれこれはこれ。雨がしとしとと降り、洒落たクラブでしっとり一杯やるのは、タイらしくもないし自分らしくないけれど、悪くない。口癖だけれどこれはこれで悪くないなと思った。

■8/31
 四日休みを取っただけなのに社会復帰するのに半日かかったのは旅行が充実していた証拠か。休み以外も8月はほぼ出張で社内で仕事をすることがほとんどなかったので、デスクでPCに向かって一日過ごすこと事体が結構こたえた。
 
 帰りにCinematicOrchestraの新譜を買いにタワレコへ行ったら視聴コーナーで釣られて散財してしまった。ちょっとダイナミックというか無計画すぎたと帰りに50円足りなくてバスに乗れず反省した。9月からはまた馬車馬のごとく走り、働き蟻のように働きますので、またいつかの休みでいい思いができますよう。どうか。

*The Cinematic Orchestra / Ma Fleur
*Tommy Guerrero / Return of The Bastard
*Immigrant's Bossa Band / Message
*Fusik / Sunset Dance

8/26/2007

after the party

USAから帰ってきた後は博多と札幌と立て続けに出張が続き、気がついたら8月も終わりに。

■08/26
F.E.S.Vol.10@Orbit
10回記念のパーティー。たくさん遊びにきてくれたので本当嬉しかったです。特別何かがあったわけでもないのに最高に楽しかった。STAFFのためだけに記念Tシャツ作ったり、相変わらず“俺たちが楽しい”ことが最小最大の動機で、誰よりもFESメンバーが笑いはしゃぎ悪乗りして酒飲んでた。メンバーとは4年近く一緒にやっているので最近は家族的な結束感が出てきてるなとも思うけれど、お前ら最高と、酔っ払ってそんなことばかり言ってたと思う。いつもはバラバラなのにね。俺は最後潰れて恒例の打ち上げカレーライスすっとばして帰宅したそうで、そのへんの記憶がまったくなく、目が覚めたら自宅の布団で、タクシーの領収書握ってた。

*セットリスト
24:00から一時間くらい回しましたが、出張からそのまま会場入りするスケジュールだったので音源は事前に焼いたCD3枚とTUTAYAでレンタルしたAIRのベスト1枚と限られたものだったけれど、結果”らしい"選曲になってよかったです。お酒もおいしく飲めたしね。
1.Honey Cow / AIR
2.African Rumble / TIMO LASSY
3.The Anthem (Featuring Pete Philly) / ARTS THE BEATDOCTOR featuring Pete Philly
4.Scaramunga [Re-Edit]/ Ray Harris & The Fusion Experience
5.Corpo Suado / Praful
6.Streets of Moscow / Olav Basoski
7.Get Paid / Stockholm Jazzbeat Projekt
8.Sinnerman (Felix da Housecat's Heavenly House Mix) / Felix da Housecat & Nina Simone
9.アオイアサガオ <12inch> / Jazztronik
10.Last Dance / AIR
11~.他3曲?

■明日から
4日だけだけれど休みを取ったのでタイへ行ってきます。レッツ小旅行。

8/15/2007

LongDistance

「夕焼けよりも朝焼けが好き。でもあなたの酒焼けの顔も声も悪くない。くだらない駄洒落だけれど、
夜更かしした後の朝ってそういうくだらないことが愛おしく思えたりするわけ。」
「わかるようで、まったく意味がわからないよ。」

■8/9
 出発の日。成田発サンフランシスコ経由でソルトレイクへ。飛行機で「スパイダーマン3」と「バッテリ ー」を観た。小説を一冊。ワイン小瓶を3本。通路側も窓側も取れずど真ん中の席でかつ足元に変な 金属のボックスが設置されている最悪の席だった。たとえ両隣が美人だったとしても10時間近いフラ イトはたえられないと思った。当然両脇は美人ではなく、右が迫力のあるいびきをかく中年女性で左が寝つきの悪い子供で、最悪の上塗りだったけれども。到着後同僚とステーキハウスへ行ってステーキとワイン。なんてうまいワインだと思っておかまいなしにがぶ飲みしていたらどんでもない高級ワインで、清算時に全員が一発で沈黙し、時が止まり、財布が空になった。一番最初の食事なのに。

■8/10 

 USA_Day2。終日仕事。朝、スターバックス。昼、タイカレーとトムヤンクンのランチ。夜、郊外にある韓国料理屋でチゲ鍋。口直しにホテルのバーでウィスキー。終日気を張っていたのと前日のフライトの疲れと時差ボケで少し寝つきが悪かった。上司と相部屋だったので気が抜けなかったのかもしれない。ヘッドフォンしたまま就寝。夜中にコードが首に絡まって目が覚めた。
*Anthony David/3 Chords & The Truth

■8/11
 USA_Day3。 終日仕事。朝、スターバックス。昼、フィッシュタコス。夜、会社のお偉いさんが著名な 方の別荘に招かれたので運転手兼残飯処理として同伴。一生に一度あるかないかの機会だと思っ たけれど、気を使うし酒は飲めないしで正直気が進まなかった。とはいえ謂わば接待、仕事の延長だったので行く行かないの選択権があるわけもなく黙って運転。緊張と、人柱として出された食事を限界以上に食べ続けたこともあり、終始変な汗をかいていた。金だけでなく、偉業を達成し地位も名 誉も手に入れた人間だからこそこんなところに別荘をたて客人を招きおおらかにかつ何事にも挑戦的に生きていられる。仮に収入が膨れ上がったとしてもサラリーマンだけやっていたら絶対に無理だなと、屋上のテラスからソルトレイクの地平に落ちる夕日を眺めながらぼんやり思った。晩、運転のご褒美ということで上司にホテルのバーでウィスキーをご馳走してもらった。
 あっというまのソルトレイク。インプットした情報量が多すぎてパンクして何もかも忘れてしまいそうだと夜更けに目が覚めて思った。全て垂れ流しで何も身になってないんじゃないかと不安になったりもした。そんなことをいって真面目なふりをしやがってと茶化す自分。不安になったり焦ったり励ましたり茶化したり。ベッドの中で独りでぐらぐらしていた。多分、間違いなく、十中八九、ウィスキーの飲みぎだったと思う。

■8/12
 USA_Day4。早朝日も出ないうちにソルトレイクからデンバーへ。アメリカはどこもかしこも禁煙で困る。終日仕事。昼、カフェでピザ。アメリカはどこもかしこもコーヒーがまずくて困る。夜、ボルダーのダウンタウンへ移動し中華料理。移動が多くのんびりした一日だった。アメリカでの運転は全て自分が引 き受けたのだけれど、地平に向かって真っ直ぐ走る感覚がたまならい。アメリカはこれだけで充分だと思う。いつか何年か前に結婚前の嫁さんとアメリカを縦横断したときのことを思い出した。あまずっぺ。


■8/13
 USA_Day5。朝、トレッキング。Chautauquaトレイルを歩き、Flatironsの頂上手前(だと思う)まで行った。陽が照ってからだと暑くてとても歩けないと思うコースだったけれど、気軽に歩くには最高にいいトレイルだった。ランニングする人、歩く人、ロッククライミングする人、岩場でヨガを楽しむ人。日本でも、もう少し気軽にこういうアクティビティが楽しめればいいのにと素直に思った。誰もかれも何をするにしても肩肘を張りすぎているんじゃないか。特に俺。
 午後、仕事。昼飯抜き。夜、最後の晩餐はアメリカンジャパニーズレストラン。SUSHIとTOFUとSAKE。GEISYAがいればこのうえないですねと言おうと思ったけれど、同行した女性スタッフに気をつかってやめた。たかだか4日5日の海外出張でそのへんの下らないジョークが通じるようになると思ったら大間違いだと、別の同僚からの忠告。たしかにそうだ。そうなのか。

■8/14-15
 USA_Day6。早朝、東京へ帰るためデンバー空港へ。遥か遠くの地平線から陽の頭が出ていて、空がなんともいえない色に染まっていた。この景色が見れればそれだけでいいと今回のアメリカ出張で何度も思った。それでも帰る。昔アメリカに住んでいた頃はどうでもよかったというか気にもしなかったけれど、自分はどちらかといえばアメリカのおおらかで退屈だと感じるくらい静かで広大な空気よりも、日本の、特に東京の喧騒、雑然として混沌とした感じに埋もれるのが好きなんだと思う。だからいつも信じられないくらい美しい朝焼けを見て感動しこれがここでしか見れないとわかっていても、帰るのだと思う。多分二度とこれないことになっても、まあまた来ればいいと言って日本に帰ると思う。どちらかといえばの話だけれど。
 デンバー発、サンフランシスコ経由、成田着。帰りはトラブル続きでどうなることかと思ったけれど、無事帰国。小説を1冊。ワイン小瓶を3本。またも両隣は美人ではなかったけれど、通路側でかつ隣が空席だったので足を伸ばして座ることができた。機内食を忘れるくらいよく寝た。

■明日から
 帰宅。嫁は実家に帰っているので土産話はお預け。ベランダから横浜か川崎のどこかで上げている花火が見える。金も地位も名誉もないけれど、この景色だって悪くない。明日からは福岡。博多の町も暑いのかな。

8/09/2007

Have a nice trip!

■7/31-8/3
東京。仕事で外食する機会が多かった。8月の2日の夜にはアメリカから視察にきたエグゼクティブ連中と渋谷の葱屋で日本酒、日々使っていないから当然だけれど以前に比べて随分英語が下手になった。ベジタリアンで口に合うものがなく長葱の姿焼きみたいなものをひたすら食べていた奴にこれなら食べれると蛸ワサビを薦めたら結構本気で怒られた。

■8/5
晩、六本木のミッドタウンにあるYAOで晩酌。嫁さんの親友が店長をやっていることもあって、薦められるがままに飲んでいたら日曜の晩なのにワイン3本近くあけて悪酔い。洒落た店なのに下品な飲み方をしてすいません。

■8/6-8/8
大阪。ALL外食。モツ鍋、カレー、居酒屋、ラーメン、ホルモン。こうやって書き連ねると最悪な食生活だな。大阪へ行った時はいつも、必ず一度は三番街にあるインディアンカレーへ行くのだけれど、東京の丸の内にもあると聞いて嬉しさ半分寂しさ半分。今度行ってみよう。朝食は全てホテルの近くにある茶店でモーニング。関東ではモーニングサービスなんてほとんど利用しないけれど、うまい珈琲とトーストで300円って素晴らしい。喜悦。

■8/8
quasimodeの「The Man from Nagpur」のRadio EditバージョンがiTunes Storeで先行配信。

■8/9
アメリカ行ってきます。ソルトレイク、デンバー、ボルダー。本土は4年ぶり。盆休み返上しての出張だけれど、興奮する。
Have a fun!